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インスタ運用がうまい企業の事例10選と運用のノウハウをご紹介!
Instagram(インスタグラム)は国内外を問わず多くのユーザーから利用されており、比較的女性利用者の多いSNSです。
お気に入りのアイテム・訪れた場所・友達・面白い光景を画像や動画で自由に投稿し共有ができます。
また、企業が広告として商品やサービスの投稿もできるため、Instagramをうまく活用できれば販売促進に繋げられます。
しかし、自社でインスタ運用に挑戦してみたが、工数はかかるのに売上に繋がらなかったという声を非常に多くいただきます。
そのため近年では、インスタ運用はプロの代行会社に依頼するのが主流となっています。
専門家に任せることで、自社で実施するより費用や工数もかかりませんし、効果も高くなります。
今回はインスタ運用がうまい企業の事例を通じて、運用のイメージをつかみましょう。
インスタ運用がうまい企業の事例10選
インスタ運用をする目的は企業ごとに異なるものの、Instagramの特性をうまく利用して販売促進につなげたいという意図は共通しているでしょう。
Instagramの活用例としては、例えばキャンペーン用のハッシュタグを用意して、UGC(User Generated Content)の生成を促し、フォロワーや顧客の獲得を目指す方法があげられます。
ここでは、そのような方法を活用している、インスタ運用がうまい企業の事例を紹介します。
①【インテリア】ニトリ| 文字入り画像で魅力を具体化
ニトリは、Instagramのフォロワー数が130万人を超えるインテリア・家具の量販店です。
ニトリの運用では、商品を組み合わせたトータル・コーディネートのアイデアやノウハウ、季節のおすすめ商品などの投稿が中心です。
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写真の上に商品の使用感や用途・特徴を表す文字を入れて一目で分かる訴求を行い、商品の魅力をうまく伝えています。
また、インスタユーザーがニトリのハッシュタグやメンションを付けて投稿した場合、ストーリーズで随時紹介するなど、UGCを活用していることも特徴として挙げられます。
最近では動画を使った投稿を半分くらい挟むことで、より家具のリアルな質感や、部屋に置いたときのイメージが詳細にわかる投稿になっています。
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リールを使えば、拡散力の低いインスタでもTikTokのようにバズらせることが可能です。
②【雑貨】北欧、暮らしの道具店|世界観の演出
北欧、暮らしの道具店は、Instagramのフォロワー数が120万人を超える、北欧製を中心とした生活・インテリア雑貨のお店です。
ライフスタイルにこだわりのあるユーザーをターゲットにしてペルソナを明確に定義し、大手ECモールにはないアプローチ方法で実績を上げています。
Instagramへの投稿では、写真や色彩に統一感を持たせ、自然光を使って実際に使用しているシーンを演出するなど、投稿のイメージがブランドのイメージや世界観につながるような、うまい演出がなされています。
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③【流通】DAISO(ダイソー)|キャンペーンの開催
DAISOは、Instagramのフォロワー数が180万人を超える100円ショップです。
投稿画像では、チラシのように文字が多い画像を用いて商品を明確にアピールしていることが特徴です。
ECサイト同様の商品説明や利用シーンなどを詳しく紹介しながら、ネットストアや自社サイト、実店舗へ誘導する役割を持たせています。
商品を使ったアイデアを豊富に投稿し、ユーザーが商品の魅力や、組み合わせる楽しさに気付く手がかりを提供しています。
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④【アパレル】GRL(グレイル)|UGCを活用
GRLは、Instagramのフォロワー数が130万人を超えるレディースブランドです。
モデルやインフルエンサーを使ったコーディネートやアイテムの紹介をメインとして、親しみやすく可愛いイメージで統一感を持たせています。
購入したユーザーの投稿をリポスト機能で紹介するように、UGCをさりげなく活用していることが特徴です。
商品画像をタップすればInstagramショップの商品ページへ移動できるため、紹介から販売までの導線も引かれています。
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⑤【コスメ】LIPS(リップス)|解説動画やハイライトを活用
LIPSは、Instagramのフォロワー数が80万人を超える日本最大級のコスメクチコミサービスです。
おすすめコスメやメイクの紹介を、テキスト入り画像や解説動画で構成した実用的なお役立ち情報を発信。
ハイライトを積極的に使って情報のカテゴライズを行い、新作コスメやキャンペーンの情報を発信するなど、さまざまな情報を発信してInstagramのチャネルを最大限活用しています。
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⑥【飲食】松屋フーズ|意表を突いたおしゃれ感
松屋フーズは、Instagramのフォロワー数が3万人を超える牛丼チェーンです。
ターゲットを若い女性に絞り込み、牛丼屋のイメージを越えたクリエイティブでハイセンスな投稿で「イケてる松屋」をうまく印象付けています。
アカウント開設時はインフルエンサーを積極的に起用してリーチを広げました。
牛丼と松屋のあるライフスタイル、生活シーンを演出して飽きさせないコンテンツを提供しています。
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⑦【商社】伊藤忠商事|キャリアストーリーを表現
伊藤忠商事は、Instagramに、フォロワー数が6千人を超える採用アカウントを持っています。
内定者の就活秘話や先輩社員の仕事に関するトーク、就活アドバイスなどInstagramオリジナルのコンテンツを制作しています。
就活生からベテラン社員までの各層の社員が登場し、全体としてキャリアストーリーをイメージさせるコンテンツは、SNSをうまく利用した表現といえるでしょう。
一貫したイメージを持たせて投稿数を限定し、コンテンツの構成が重視されています。
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⑧【住宅建材】大建工業|メーカー目線での空間アドバイス
大建工業は、Instagramのフォロワー数が6万人を超える総合建材メーカーです。
建材メーカーとしての視点から、住宅の内装デザインや機能を建材で解決するアイデアを提案。住まい手と設計・施工業者の双方にアピールするコンテンツを発信しています。
投稿のなかでコメントを促したり、ユーザーが使用している自社建材をハッシュタグ付きで発信することを求めたりなど、積極的にユーザーとの接点を取ることで自社の魅力を伝えています。
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⑨【システム開発】Sky株式会社|明るく楽しいシステム会社
Sky株式会社は、Instagramのフォロワー数が4万人を超えるシステム開発会社です。同じくフォロワー数が2万人を超える採用アカウントも運用しています。
全体を明るいSkyのイメージで統一し、楽しさや親しみやすさを演出。
事業内容や取り組みを紹介するとともに、採用アカウントでは企業研究に役立つ情報を提供しています。
投稿ごとにターゲットを決めてコンテンツを投稿。クイズやプレゼントキャンペーンを利用して、事業に関心のあるユーザーを集める工夫がされています。
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⑩【電力】東京電力グループ|現場にスポットを当てる
東京電力グループ(TEPCO)は、Instagramのフォロワー数が1万人を超える電力会社グループです。
現場の構造物と現場を取り巻く風景を、ダイナミックに撮影した写真が、現場の雰囲気や、関わる業務について分かりやすく伝えていることが印象的です。
設備などの詳しい解説を添えて社会に理解を促すとともに、現場での仕事に興味があるユーザーにもアピールすることで、採用広告としても活用しているという事例です。
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インスタ運用がうまい企業の特徴
ここまで解説してきたようなインスタ運用がうまい企業は、マーケティングやブランディングの手法に、次のような特徴があります。
これらの手法を採り入れることで、自社のインスタ運用がより戦略的になるでしょう。
①ターゲットが明確
インスタ運用がうまい企業は、自社の商品・サービスに相応しいターゲットが明確です。ターゲットが明確になることで伝えるべきメッセージが定まり、訴求力の高いコンテンツを提供できます。
反対にターゲットが明確でないと、企業のイメージや方針が伝わらず思ったような成果は上がらないでしょう。
コツはターゲットに響くコンテンツを継続的に投稿することです。継続的に投稿をすることで商品・サービスの意義を定期的にターゲットに感じてもらえるため、商品や企業への愛着・信頼が育まれるからです。
②デザインが統一されている
インスタ運用がうまい企業は、画像や動画、文字サイズなど細かいところまでデザインの統一がされています。投稿内容のデザインが統一されていることで、ターゲットに世界観を植えつけることができるため、企業のブランディング活動に役立ちます。
ブランディングを強化したいと考える企業では、Instagramのイメージと、コーポレートカラーなどの企業イメージとをリンクさせています。他のチャネルでも同様にイメージを統一し、企業理念との整合性を合わせることが重要です。
③一般ユーザーと自然に交流を深める
インスタ運用がうまい企業は一般ユーザーの投稿をリポストすることで交流を図り、企業や商品への愛着・信頼獲得を目指しています。
一般ユーザーは企業の公式アカウントで自身の投稿を取り上げてもらえるため、嬉しく感じる方が多い傾向にあります。従って、リポストを活用することは一般ユーザーからすると企業の宣伝活動と感じにくいため、自然に「いいね」などの行動喚起を促しやすく、それが他の一般ユーザーへ波及し、企業の二次・三次的なブランディング活動に繋げられます。
また、ハッシュタグによる拡散を狙ったキャンペーンを展開して、ユーザーがプロモーションに参加したり、ユーザー同士の交流を促進することも可能です。
インスタ運用の目的
企業がインスタ運用を行うことの最終目的は、売上アップやブランドイメージの浸透です。
そこで重要になるのがインスタの運用の目的を理解することです。以下では、企業がインスタを運用する目的について記載します。
①ブランドの認知
最初に必要なことは、ブランドを認知してもらうことです。自社が提供している商品やサービスを消費者に知ってもらわないと、ユーザーに利用してもらうことはできません。
商品の形や色・利用シーン・ブランドイメージがよく分かるように訴求し、ビジュアルで認識してもらうことが重要です。そこに適切な言葉や説明を添えることで、手早く、具体的なイメージをつかんでもらえるのです。
想定したターゲットやペルソナに限定してしまわず、さまざまな人から興味をもってもらえるような表現や拡散を行うと、存在を知らないユーザーに知ってもらえる可能性もあります。
②ファンの獲得
ブランドが消費者にとってどのような意味があるかを認識してもらうために、さまざまなブランド体験を提供します。
既存のファンによる投稿(UGC)を紹介することは、消費者からブランドへの愛着を高めるために役立ちます。インフルエンサーを活用して、UGCの方向性を示すことも効果的です。
ファンの投稿がハッシュタグを通してシェアされることで、より多くのユーザーにリーチできます。
さらに、キャンペーンを開催してユーザーが参加する楽しみを提供することで、ファンの獲得を促進できます。
③自社サイトへの誘導
商品を買いたい、サービスを利用したいと感じたユーザーが、それらを手にするための動線が必要です。
Instagramショッピングの商品にユーザーを誘導することは容易なため、すぐに利用してもらえるでしょう。
また、もっと全体や詳細を見てから判断したいと思うユーザーもいます。
Instagramアカウントのトップにサイトへのリンクを設置することで、そうしたユーザーを自社サイトやECサイトに誘導できます。商品ではないサービスの場合、サイトのランディングページに誘導するとよいでしょう。
インスタ運用のメリット
インスタ運用で得られるメリットは次のようなものです。
- ブランドをビジュアルで認知してもらえる
- フォロワーを獲得できる
- キャンペーンを開催すればユーザーに情報を拡散してもらえる
- ユーザーが自身の利用シーンを加えて投稿してくれる
- ユーザーの投稿をInstagramで紹介することでユーザーが喜ぶ
- コメントで反響をつかめる
多くはUGC(User Generated Content)の活用によるもので、ユーザーのなかにはインフルエンサーも含まれます。
まとめ
インスタ運用がうまい企業は、ターゲットを絞り、UGCやインフルエンサーを有効に活用しています。
全ての投稿のデザイン・写真・フォント・カラーに一貫性があり、ブランドイメージや世界観を表現しています。
インスタ運用をで顧客の拡大を目指したい企業様は、広告運用、インフルエンサーもワンストップでご依頼可能な弊社へぜひお問い合わせください。
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