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インスタグラムがショッピング機能をアップデート、インフルエンサーも利用可能に
2019年にInstagram(インスタグラム)がアップデートし、今までショップアカウントしか使えなかったショッピング機能がインフルエンサーやクリエイターでも利用可能になりました。
今回は現状のインスタグラムのショッピング機能がどのようなものか、新しいアップデートによってショッピング機能が使えるようになるユーザーはどのような人なのかについてご説明していきます。
目次
今までのインスタグラムのショッピング機能
アメリカでの施策
2018年の3月にアメリカで最初に始まったインスタグラムのショッピング機能。
リリースされた時点では日本では使うことができず、アメリカのみでの試用期間を設けてスタートしました。
インスタグラムのユーザーは、ECサイトのユーザーとは違い、購入目的でアプリを見ているわけではないので、購入に繋げることは難しいのではないかという懸念があったからです。
アメリカでこの施策が成功した場合、日本でも同じような機能を導入しようという戦略で、見事にアメリカで成功したことから2018年の6月から日本でもショッピング機能が使えることになりました。
ショッピング機能について
ショッピング機能はインスタグラムに最初からあったハッシュタグ機能に少し似ています。
人や物などにハッシュタグをつけるように、商品名、金額、リンク先を一つにまとめてタグ付けできるのがショッピング機能になります。
これにより、インスタグラムで見た商品をユーザーが購入したいと思った時に、スムーズにECサイトへ誘導することができるようになりました。
SNS×ECというのをこの段階で行なっていたのはZOZOTOWNが運営しているWEARくらいだったので、インスタグラムでアカウントを運用しているショップには革新的なサービスとなりました。
ショッピング機能を利用するための条件
- ビジネスで、提供者契約とコマースポリシーに準拠した物理的な商品を販売している
- インスタグラムアカウントがビジネスプロフィールに移行済みである
- インスタグラムアカウントが所有権のあるFacebookページと接続されている
- Facebookページでショップセクションを追加、もしくはビジネスマネージャでカタログを作成している(あるいはBASE、 EC-Cubeなど、カタログ作成をサポートする国内事業者のECプラットフォームと連携する)
上記の条件をクリアするとインスタグラムによって審査され、審査が通れば実際にショッピング機能を利用することができるようになります。
2019年の新しいインスタグラムのショッピング機能
アップデートでショッピング機能の拡充
今までのインスタグラムのショッピング機能は、自分でネットショップを持っていない人は参入しづらい条件がつけられていました。
しかし2019年のインスタグラムでは、ショッピング機能が拡充され、インフルエンサーなどのクリエイターでも利用することができるようになると発表しました。
現状のインスタグラムでのマーケティング施策
現状インスタグラムでのマーケティング施策は大きく分けると3つあります。
- インフルエンサーマーケティング
- インスタグラム広告(Facebook広告)
- 企業アカウント運用
今回のアップデートで特に注目されるのは、①のインフルエンサーマーケティングになります。
今までインスタグラム上では、インフルエンサーと呼ばれる影響力のあるクリエイターが、企業などの商品に関するPR投稿を自身のアカウントで行うことで認知を広める施策を行ってきました。
なぜ認知施策のみなのかというと、インスタグラムの通常ポストのテキストではリンクが反映されず、アルファベットの文字列になってしまいました。
この仕様により、インスタグラム内から外部のサイトにユーザーを連れ出すことが非常に難しくなっていたのです。
今回のアップデートにより変わること
今回のアップデートにより、企業が自社商材のPR投稿をインフルエンサーに依頼する場合に、インフルエンサーの投稿からタグを使って直接購入したい商品のECページに遷移することができるのです。
これは今までのインスタグラムの仕様から考えると革新的なアップデートです。
外部にユーザーを連れ出されることを嫌うインスタグラムが、企業の販売促進を後押しするように追加された機能と言えます。
今までは
インフルエンサーの投稿を見る→商品のタグをタップ→インスタグラムの企業アカウントに遷移→プロフィール欄のショップURLリンクをタップ→ショップサイトにて投稿で見た商品を再度探す→購入画面
という、インフルエンサーから商品購入画面がとんでもなく非効率な距離感だったため、認知施策のみとして購入につなげることを諦めていた企業が多かったと思います。
しかし今回のアップデートにより、
インフルエンサーの投稿を見る→商品のタグをタップ→購入画面
となり、インフルエンサーの投稿から購入までの距離が大幅に近くなります。
自社製品を抱えている企業からしたらこのチャンスを逃す手はないです。
今までは認知施策としてのみ行っていたインスタグラムでのインフルエンサーマーケティングにおいて、認知+購入を一石二鳥で狙える施策が可能になるのです。
このアップデートを知った企業はインフルエンサーマーケティングに今までより一層力を入れることかと思います。
インフルエンサーマーケティングを検討されている方は以下からご相談ください。
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今後のインスタグラムのショッピング機能について
現状試験運用段階
現在クリエイター30名ほどが試験的にこの機能を利用しており、この試験運用で問題がなければ正式にインフルエンサーもショッピング機能を利用することができるようになります。
まだクリエイターやインフルエンサーとしてショッピング機能を使うための条件などは発表されておりませんが、これからこちらのサイトで最新情報を更新していきたいと思っております。
インスタグラム内でのEC機能について
今後インスタグラム内では商品などの決済が行えるようになると言われております。
これにより、あちらこちらのショッピングサイトに個人情報を登録したり、クレジットカード情報を登録したりする必要がなくなります。
インスタグラム内で商品を見つけて、インスタグラムに一度登録した支払い情報を使って全ての商品を購入することができます。
現在はアパレル・ファッションメインになっておりますが、今後はイベントのチケットをインスタグラム内で購入したり、美容室や飲食店の予約もインスタグラム内で行えるようになるのではないかと予想しております。
まとめ
現在日本ではインスタグラムとラインが2大必須ツールとなっております。
ラインが様々なサービスに手を広げているように、インスタグラムもこれからのさらなる進化を遂げていくことは間違いないので非常に楽しみです。
まだラインやインスタグラムでのマーケティングを行っていない企業は是非以下からSNSマーケティングのプロにお気軽に相談してみてください。
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